2008年11月20日

突然の闘病生活

お兄ちゃんのヨーキー ミルのお話になります。

RAN&ANG で記事にすることを悩みましたが、病院での出来事や、疑問がいくつもあったのでミルの記録として記事にしました。
楽しい記事ではなく、すごーく長くなりますのでスルーしてください。

ミルはシニア世代になる、ヨーキーの男の子クマ
RANのダーリンといっても、2匹はプラトニックなカップルですが・・・揺れるハート
RANにとって大好きなお兄ちゃんです黒ハート

ミルのお腹が急激にパンパンに腫れている事に気づき、かかりつけではなく救急対応の病院で診てもらうことに。

≪1日目≫
診断後、腹水が溜まっていることが判明。
この時点で【280cc】の腹水を抜き 入院。
いくつかの検査をして、数日後のエコー検査後経過を見て退院できる予定
※この時点で、肝臓の数値がよくない

≪2日目≫
AM 担当医の先生よりTELで、カルシウムの数値が低いので輸血を行う旨の
連絡あり(ゴハンは食べず)

≪数時間後・・・≫
PM 担当医の先生よりTELで、
先生『もともと皮膚病などで顔を痒がっていましたか?』
母「いえ。そのようなことはありません。何かありましたか?」
先生『顔が腫れているので、消毒させていただいてもいいですか?』
母((動揺))「はぃ・・・。」
先生『では、輸血を行いますので』
母((動揺))「はぃ・・・。」

電話を切った後、冷静になった母は消毒って怪我をしたってこと??どーして?
初日の診察の時に口の周りや、歯を担当の先生は診察されているはずなのに・・・。
母に疑念が生まれた瞬間でした。
そして、この担当医の先生とお話するのも、このお電話が最後になったのです。

父に心配だから面会に行こうと言うも、
「また置いていかれるのに顔を見せるのは、可哀相だ!」
という父の言い分を聞いて、この日はガマン顔(泣)


≪3日目≫
時間不明 病院よりTEL。数値がまだ正常値になっていないため。これから輸血を行う旨の連絡あり。
昨日、顔が腫れていた件を伺うが担当医より、その件については申し送りされていないので・・・という雰囲気で、たいしたことなかったのかと母は安心する。
ミルは、元気な様子でゴハンも食べるようになったと報告を受ける。

明日お迎えにいけるexclamation×2やっと退院です。


≪4日目≫
退院当日。私も父母と共に病院へ

待合で待つこと数十分。。。。
看護婦さんが、黄色いドットのバンダナをしたミルを抱えて・・・
ミルの顔は、左の上唇がはれ上がって、ピンク色の皮膚が盛り上がりその部分の毛とヒゲはバッサリ切られていました。
スグに抱きしめると・・・ゴツッ・・・・軽ッ・・・・

どーして??

病院に連れてきたときには、3.28キロあった体重はANGよりも軽くなって骨が浮き上がっているのが見て分かるほどでした。

???とミルに会えた喜び、痛々しいミルの姿に悲しみが一気に押し寄せ、体も奥歯もガクガク 震えが襲っていました。

まもなく、診察室へ呼ばれ担当医ではない先生から病状の説明をされました。
ミルの病気は恐らくコチラの病気が疑わしいと思います。と出してきたのは医学書のページをコピーしたようなもの。
そこには『蛋白漏出性腸症』という文字が。

(男)先生
『ちょっと難しい言葉で載ってますが、読んでいただければ病気はわかります。
食事療法が必要になりますので・・・とコピーの裏に書かれた食べさせていいものを指し(カッテージチーズ・ご飯・納豆・大豆・豆腐)コチラです。』

ミルのアルブミンという数値が正常よりも、かなり少なかったので正常数値まで回復したのは輸血の効果があったそうです。
検査報告書として数値が書かれているものをいただくべきでした。

そして、
母は痺れを切らせて、口の状態を説明して欲しいと、診察していただきました。
近くでよく口を見ると、腫れていた左上唇には大きな穴がポッコリと空いていました。右上唇は毛を切られていなかったのでスグには確認できなかったのですが、こちらも腫れていました。

(男)先生
『ミルちゃんが噛んでしまって、下の犬歯が刺さって穴があいてしまっているようですね』
と説明

とうとう父が、
「今の状態は私達も見て分かります。なぜこのような状態になったのかの説明をして欲しいのです」
(男)先生『確認してきます』

カルテを片手に戻った(男)先生は
(男)先生『毎日、朝昼夕と体調のチェックをしています。その時に気づいてご連絡したようです。』

母「エッ??輸血の時に気づいたのでは??」

カルテを指差すも、差す指は定まらずカルテには何も書かれていないようでした。
≪2日目≫に電話をいただいた経緯を母が話しましたが、カルテにはこんなに酷い顔の腫れについての経過や消毒処置した事が一切書かれていないんです。

これはあくまで予想ですが、輸血の際に嫌がって、マズルを強く押さえつけられて出来た傷だったとしても、仕方ないことだと思うんです。
痛がって暴れるでしょうし、押さえつける必要があるんですから。
でも、それならそうとちゃんと報告していただきたかったんです。
言葉の喋れない犬に聞くことはできませんが、怖い記憶は強く彼らに残ってしまうのです。
ミルはよっぽど泣いたのか、声帯がかれてクーンと泣くこともできないのです。
今は空気の抜けるような音が「ゼーゼーダッシュ(走り出すさま)」とするだけです。

帰り際、席を立つ頃に この男性医師は、
(男)先生
『今回、病気の症状からして末端の手足や唇が腫れるという現象が起きる可能性もあるので、腫れた所を噛んでしまったのかも』
という説明をしました。

であれば、もちろんカルテに記載しなければいけませんよね??
今回の病気によって出た症状を観察し改善してもらうために、入院させているんですから。

私達は納得できず、処置をした担当医も不在のようなので本人に経緯を聞いて何があったのかを書面で作成していただくことをお願いしました。

その後の説明はマッハのごとく早く、
(男)先生
『お薬は抗生物質はお口の炎症や化膿にも効きます。
ステロイドは4日分です。
療法食の缶詰は3種類どれが好みか決めて次回またご購入ください。
では3日後またいらしてください』
と。

ステロイドって、とても強く副作用が出る場合もあるお薬ですよね。
ちゃんと聞かずに帰ってきてしまったけど、この病気には効果的なお薬の1つだと後々調べて分かりました。
2つのお薬はもともと、腹水の原因となった【蛋白漏出性腸症】の症状に対して出されたお薬。
お口の為に出してもらった薬はないんです。だから、この薬は何に効果があってーという説明が欲しかったな。とってつけたような抗生物質の効果は「お口の・・・」説明にイラつきを覚えました。

抗生物質も長期にわたるとよくないというのは、RANの時にも散々先生とお話して伺ってましたから。今後もこんなに強いお薬を続けて行くのか?とか、今後の方針についてまでお話が進むことはなく終了しました。

病気の説明にしても、頂いたコピーでは小難しく私には殆ど理解不能でした。
それにこの内容が80年代のようなのです。
そんな時代のしかなかったの・・・という落胆もありました。
医療って常に進んでいるので。
早速、ネットでお勉強を開始しました。

【蛋白漏出性腸症】は簡単に言うと
なんらかの原因で腸粘膜から蛋白質が漏れてしまい、漏れる量が吸収する量を上回ると、低蛋白血症に陥り、食べてもやせる、腹水や胸水が溜まるなどの症状がでて、嘔吐や下痢を伴うことが多いのですが、まれに嘔吐や下痢が見られないこともあります。(ミルは後者でした。)

一匹一匹について病態が違うし、お薬に対する反応が違うので難しく、完治することはなく、症状をコントロールするというのが治療。
蛋白質を多く含む食事を与えて防ぐ食事療法が効果的だそうです。

※ある院長先生のセミナー報告が、とても分かりやすくご紹介されていたので自分なりに噛み砕いて引用させていただきました。

完治することはなく・・・という言葉に、涙が出てしまいました。
でも悲観してばかりいても、どーにもなりません。
蛋白質を多く含む大豆や療法食で、体重が増えて安定してくれるのを祈るばかりです。

ただ今後この病院との付き合いに不安がいっぱいです。
セカンドオピニオンや、かかりつけの病院で今後は治療をした方が良いのか?
色々と頭を抱えています。
病院を変更する場合、カルテを頂くことは可能ですよね?
なるべく、検査でミルに負担を掛けたくないので。

父も母も全身麻酔をして負担の大きい検査や手術は希望していないので、これからは定期的に血液検査で数値を確認して病気を悪化させないようにしたい というのが家族みんなの意向です。


病院選びの難しさや、RANがシニア世代になる遠くない将来に沢山の課題があることを痛感させられました。
大切な我が子を救うために、
ミルにとって最善の選択をした父と母。原因を追究して完治させたいと思った私。
いくつもの選択肢があって最善を選ぶ事の重さに押しつぶされてしまいそうです。
今回も泣いてばかりいた私にそんな決断ができるのかと。

「お別れの日がいつかは来る。泣いて治るなら泣くけど違うだろ。」と言われ、ハッとさせらました。

死。。。分かっていながらもいつも避けていた事でした。
私がもっともっと強く成長して受け入れることができるまで、ミルには1日でも長く長く傍にいて虹と願うばかりです。

とても長くなってしまい、ごめんなさい。
ここまで気合で読んでいただいた方、本当にありがとうございました。

自宅でのんびり過ごす、ミルの瞳にキラキラとした輝きがまた戻ってきましたぴかぴか(新しい)
右♂ミル 左♀ラン.jpg

ニックネーム RANGママ at 16:15| Comment(17) | TrackBack(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする